ハンドメイドを始めたきっかけ
私の生い立ち
こんにちは、店主のあちここです。
今日は私がこのお店を立ち上げるまでの経緯をお話したいと思います。
私は静岡県沼津市で3人姉妹の次女として生まれました。両親共働きで、どちらかというと貧しい家庭でした。母はいつも忙しそうにしていましたが、夜な夜なミシンで私たちのバッグや服を作って喜ばせてくれました。母の作ったテディベア柄のバッグは他には無いデザインや形だったのでとてもお気に入りだったのを覚えています。母は他にもビーズや編み物をしたり、料理も得意で自宅にはほとんど居ないけれど、居る時は何かしら作っていて私はそんな母が大好きでした。もちろん今も大好きです(笑)
小学校高学年になり家庭科の授業でお裁縫セットを持つようになり、お母さんみたいに色々作ってみたいな!と手芸クラブに入りました。多分これが、“自分で何かを作る”きっかけだったと思います。フェルトに綿を詰めただけの簡単なマスコットをひたすら作って友達や担任の先生のお子さんにプレゼントしていました。
Instagramとの出会い
2012年の夏、Instagramアプリに出会ったことで自分の知らない世界を知る機会が圧倒的に増え、自然とハンドメイドやアートに関連したハッシュタグで検索に物更ける毎日を送っていました。今でもインスタは愛用しており10年選手!変わらず検索に物更けることが多いですね(笑)また視覚的にビビッ!ときた投稿は即保存して時々見返したりして、作品のアイデアに繋げたりしています。
マクラメとの出会い
沼津からほど近く、お洒落で色んなお店が揃っている横浜の街が大好きで以前からよく電車に乗って通っていたのですが、ある日横浜赤レンガ倉庫でハンドメイドイベントが行われていたので行ってみると、そこにマクラメアクセサリーを販売しているお店がありました。細い糸で天然石を包み込むように編み込んだペンダントや指輪。この繊細な美しさに魅了され、その時は手持ちも無かったので買えませんでしたが、帰ってすぐにこれが何なのか調べました。それが“マクラメ”だったのです。
調べていくうちに、作り方が載っているサイトを発見して自分でも作ってみたいという衝動にかられ、手芸店で材料を買いあさりマクラメを作り始めました。当時はハンドメイドブームの第一波で、minnneやCreema、iichi、tetote、STORESなど知ってるハンドメイドサイト全部に登録しました(笑)これが私のハンドメイド作品販売の始まりです。
作品を作って売る難しさ
技術も無く人真似程度だった私は、登録してしばらくは売上はゼロのままでしたがそれでも1つ1つ編み方を覚えていくことで更に楽しくなり、少しずつ自分なりのマクラメ作品を増やしていき2013年に初めて1つの作品が売れたのでした。
低単価だったものの、初めての売上はとっても嬉しかったです。それから、もっと色んな技術を身に着けて将来的にハンドメイドで食べていきたい!と志すようになりました。
がしかし、マクラメに関する沢山の本を読み、ある程度技術は身に付いたものの一向に売上は伸びず、力作の高単価商品よりあまり技術を必要としない低単価商品ばかりが売れ、何故だろう?と考え悩む日々でした。原因は色々とあったと思いますが、やはりお金を頂いて“売る”というのはそんな簡単ではないですね。本職は販売を長年やっていましたが、自分が物を作って売るというのは更に難しいんだなと改めて思い知らされました。
それから月日が経ち、2014年宮古島移住してから仕事が忙しくなってハンドメイドを休止することに。もちろん物作りしたいという気持ちはずっとありました。
この続きは次回のブログでお話ししたいと思います。長々と私のヒストリーにお付き合いいただきありがとうございました✨
宮古島の生地と雑貨屋さん|achikoko village (アチココ ヴィレッジ)
南の島のシャツと生地屋さん achikoko village
宮古島で唯一のブロックプリント生地専門店 achikoko village
インドの伝統的なブロックプリント生地を直輸入しアロハシャツの製作、販売してます。
職人によって全て手作業で作られた生地は繊細で美しく個性豊かで温かみがあります。
手仕事から手仕事でつなぐ、暮らしをハッピーにする服や生地をお届けします。
屋号 | achikoko village |
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住所 |
〒906-0007 沖縄県宮古島市平良東仲宗根54 新栄アパート202号 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
代表者名 | 吉見温子 |
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